バリ島のちょっと気になる、物、事、人。 雑記録 《ミシン編》
学生時代に鞄の縫製工場で働いていた時以来。
(吉◯カバン、sa◯abyなどのブランドバッグの工場で一時働いていました)
約20年ぶりの工業用ミシンを使っています。
職業用に慣れていた私には、なんだか振動が強すぎて、長く座っていると心臓がバクバク。メンテナンスが悪いのかと、修理屋を呼んでみたのですが、どうやらこれがこちらの正常のよう。
Juki の2.8jtくらいの価格のやつなので、円なら今の物価で2万円ちょっとくらいでしょうか。
日本で工業用ミシンを購入するといくらかな、とちょっと調べてみると…20万以上?50万なんていうのもありますね。
わぁ、やっぱり高い!
バリ島で良かった。(の、かな?)
しかし、こちらのミシン、ナゼか、ボビン(下糸)の穴の規格が合わない。
一個一個微妙に大きさが違うのです。
なので糸巻きの際にボビンを装着する棒。そこがただの棒ではなく、真ん中に線状に穴が空いていてマイナスドライバーでぐりぐり広げて円周を微妙に調節してゆるゆるしないよう、合わせてから巻くのです。(棒の円周の方が大きい場合はペンチで挟んで狭める)
これが毎度の事となると……ものすごいツライ。
本当にツライ。
1jt払ったら改善してくれるという人が現れたら即金で治して欲しいくらい、ものすごい手間。(本体価格2.8jt)
一杯珈琲を飲みに席を立ちたくなるくらい、集中力を削ぐ行為。
ナゼ、ここを規格サイズにしないの?
ナゼ?
たった一つのサイズを決めてくれればそれでいいじゃん。
そこが適当なばっかりに、使用者が毎回毎回、ボビンの糸が無くなる度にどんだけツライ思いしていると思ってるの。
「オー!サイズが合わない!adu!!!」
棒に穴を開けて、マイナスドライバーでぐりぐり…。
「おお~、糸が巻けたぞ。アッハッハ!
Tidak apa apa~」
とか言ってるんでしょう!
なぞの国、インドネシア。
規格段階できちんと作ろうよ。
ワンサイズオンリーって信頼されるよ。
とっても大切な事。
……いつか、ひとりひとりが便利に使えるミシンが普通に流通するインドネシアになる事を願っていますw
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